13 :名無しさん 2014/04/03(木) 20:21:41 ID:SRBmGPXBl
昔読んだ絵本なんだが飛べなくなった小鳥と目の見えない犬が出会って小鳥が犬の目の代わりに、犬は小鳥を背中に乗せて翼の代わりに走ることで楽しく暮らしてた。だけどある日狐が現れて小鳥に背中に乗せてあげると誘いかけて犬よりも早く走って小鳥も飛ぶってこういうことだと喜ぶ。ずいぶん遠くまで来たところで狐が小鳥を背中から降ろして「今犬が味わってる一人ぼっちとはこういうことだ」みたいなことを言って去ってしまったから小鳥は仕方なく地面を歩き出したという話。

子供心に狐も分かってたんならまた小鳥を送ってやれよと思った。
14 :名無しさん 2014/04/03(木) 21:53:18 ID:CJkCOCoVO
これはいい後味の悪さ

狐ってやっぱそういう意味付けをされやすいのか。
18 :1/3 2014/04/05(土) 16:12:54 ID:melJMgKrQ
間違えました。>>16の前のを書きます。

高橋克彦「膚の記憶」

50歳の彼はここ一年、ひどい食あたりに悩まされている。
食べ物には気をつけているし、食べたものを毎日メモして医者に相談もしたが、原因不明。
症状は頭痛・めまい・吐き気・悪寒に蕁麻疹。

何だかんだで、原因は母の出身地が水源のミネラルウォーターだとわかる。
原因がわかったよ、とそのボトルを見せると、同居の母は顔色を変えた。
『湖雫(うみのしずく)』というその天然水は、母の実家のすぐ側にある鍾乳洞の奥の湖を水源とする湧水を隣町の会社が売り出している。

仕事ついでに隣町の温泉に足を伸ばし、鍾乳洞を訪れた彼を案内した地元のタクシー運転手は、水源から何キロも離れた湧水をビン詰めして「みずうみのしずく」ってのは誇大広告じゃないですかねえ、と笑っている。
鍾乳洞は地元カップルがお化け屋敷感覚でたまに遊びに来るだけで観光化されておらず、運転手の懐中電灯だけが頼りだ。
しばらく歩くとエメラルド色の透明な湖があった。
透明度に感心した男が湖底を覗きこむと、死体が沈んでいた。
16 :2/3 2014/04/05(土) 16:09:28 ID:melJMgKrQ
警察にあれこれ尋問されて夜になってから温泉に戻った彼を運転手が訪ね、気になる事を言った。

あのあと枝道で女の死体も見つかったそうだ。
遺留品で身許がわかったが、二人は婚約中のカップルだった。
おそらく男が懐中電灯を持ったまま足を滑らせて湖に落ち溺死。
女は助けを呼ぼうとしたが暗闇で道に迷い餓死。殺人事件ではない。

湖に死体が沈んでいたのはこれが初めてではない。
昭和20年代には鉈傷のある白骨が2体見つかり、その後鍾乳洞のすぐ側の家に住んでいた老夫婦が自殺した。
だからこの辺りの年寄りは『湖雫』を絶対飲まない。

鍾乳洞のすぐ側の家といえば彼の母の実家だ、今は廃屋だが。
父が兵役に取られたので、彼を妊娠中だった母は実家に帰っていた。
母は産後3ヶ月で彼を連れて東京に戻り、以後両親の葬儀まで実家に行った事はない。
彼に祖父母の話をした事もない。
戦時中、隣町出身の脱走兵が鍾乳洞に隠れた事があった。
17 :3/3 2014/04/05(土) 16:10:39 ID:melJMgKrQ
脱走兵の親が不憫に思い、鍾乳洞に隠してすぐ側の家の知人夫婦すなわち彼の祖父母に世話を頼んだがしばらくして脱走兵は消えた。
その後、村でも指折りの貧しさだった祖父母と痩せこけた腹ボテ娘…彼の母が肉を食っているのを見た村人がいた。
戦後鍾乳洞で死体が見つかり、村人は(つまりそういう事か)と思ったそうだ。

俺の為に祖父母は脱走兵を殺した、と彼は思った。
彼を無事に産む為に母はおぞましさに耐えて人肉を食った。
母も彼のように蕁麻疹に苦しんだのだろうか。
最近は天然水ブームで、東京に居ながらにして日本中の水を飲む事ができる。おぞましい偶然だ。

俺は祖父母や母が罪を犯すほどの価値はあったのだろうか、と彼は思った。
彼は、数年前に死んだ父を母よりずっと大事にしていたので。
23 :名無しさん 2014/04/12(土) 02:18:50 ID:7IfARISja
消防の頃読んだと言うか聞いたもの
熊の子がある日川でカニを見つけて、背中をこすると泡を吹くのを面白がって大事そうに遊んでいたんだけど母熊にカニを見せたら問答無用で取り上げられてそのまま食べられてしまう。それを見て子熊は涙を流すという話。
当時は子熊の話しも聞かずこっちにお寄越しなんて言う母熊に対して自分まで涙が出そうになったわ。
26 :名無しさん 2014/04/12(土) 22:51:54 ID:3AGEvDFAm
>>23
泡をふくって、苦しんでるんじゃ…
「およこし、母さんが楽にしてやるから」
33 :名無しさん 2014/04/15(火) 21:47:57 ID:aV6qC0RD2
>>23
かってにシロクマ思い出した
24 :名無しさん 2014/04/12(土) 13:03:44 ID:v0fk5hbgh
うちの母はまさしく母熊タイプ
27 :名無しさん 2014/04/13(日) 00:29:04 ID:uovcJuKCW
都築道夫の小説 「黒子」

子供の頃から影が薄く顔を覚えてもらいにくい主人公。
あるとき偶然見た歌舞伎芝居にいた「舞台上では見えていないもの」として扱われる
「黒子」にいつしか自分を重ねるようになっていた。

やがて成人して就職し結婚もして家族も出来るが相変わらず職場でも家庭でも
「いてもいなくてもいい空気のような存在」は変わらず。
彼は自分の存在を認めてくれない世の中を憎悪し、遂に狂気を起こし始める。

まず自宅に帰ると寝静まっている妻子を絞殺。
これで自分は「罪のない家族を殺した殺人犯」として世間から注目される筈!
・・・と思いきや逮捕どころか疑われもせず事件は迷宮入りに。

ヤケクソになった主人公、今度こそはと化学工場の爆破を計画。
爆破は上手くいったものの、逃げ遅れて爆発に巻き込まれてしまい
自分は遺体も残さずバラバラに吹き飛ぶ。

結局遺体が見つからないまま事件は犯人不明で終わってしまったのだった。


その様子をあの世から見ていた主人公は
「俺は結局、黒子から抜け出すことが出来なかった」とうなだれるが
それを見ていた老人に
「あなたは誰にも気付かれずに完全犯罪を成功させたんですよ。これは誇っていい」
と励まされるが主人公は馬鹿にされたと思い怒って立ち去ってしまう。

しかし冷静に思い返せばあの老人の言ってたことも一理あると思い直し
戻って老人に礼を言おうとするがその時老人の口から出た言葉

「はて?あなたはだれでしたかな?」
31 :名無しさん 2014/04/15(火) 15:41:38 ID:V5YnnyoS1
星新一「鏡」

山奥の村に美少女がいたが、貧しいのでボロを着せられ朝から晩まで泥まみれで働いている。
貧しい村では美しさより勤勉さの方が大事なのだ。
行商人たちの、あれは汚れを落とせば美人になる、という話が殿様の耳に入り、この金で親を納得させて表向きは女中奉公として連れてこい無理強いではあとが厄介だ、と御下命。

少女を町に連れてきて風呂に入れ、上等な着物を着せて化粧させると大変な美人になった。
鏡を与えると覗き込み、嬉しそうだ。
貧しい村には高価な金属鏡などないし、水鏡をしようにも顔が写るほど大きな器もないし、遊ぶ暇なんかないのだ。
礼儀作法を教えて殿様の前につれて行くと、殿様は大層喜んだ。
しかし上等な部屋を与えられ、仕事も免除され食っちゃ寝生活で部屋から出ず日にも当たらず、鏡を覗き込むだけの娘は太って顔つきも締まりがなくなった。

ろくに挨拶もせず鏡を覗き込む娘に殿様はあきれ、村へ返すよう行商人に御下命。
行商人は鏡を取り上げ、貧しい村に戻りたいのかと娘を脅して妻にした。
着物は売り払い、髪結いにも行かせない。
そのうち子供が生まれ、それなりに暮らしたそうだ。
32 :名無しさん 2014/04/15(火) 17:29:56 ID:0MfaFoZdz
全ては行商人の手のひらの上で…ということか
36 :名無しさん 2014/04/17(木) 23:25:08 ID:uBvhPkItE
映画「縞模様のパジャマの少年」より
舞台は第二次世界大戦
主人公はドイツ人のブルーノという八歳の少年

ブルーノの父親は、厳格なナチス党員であることを評価され、ユダヤ人収容所の所長に抜擢され家族でベルリン郊外に転勤することになった。

引越しを終えたブルーノはベルリンを冒険し始める。林を抜けると、ユダヤ人の収容所がありそこでブルーノは、鉄条網越しにひとりのユダヤ人少年に出会う。その少年は、縞模様のパジャマを着ていて名前をシュムエルといった。

ブルーノの遊び場はいつしか収容所の鉄条網になり有刺鉄線越しにシュムエルとチェスをしたり友情が芽生えてくる

ある日ブルーノは収容所の焼却場から立ち上る異臭について、両親に聞いた
ブルーノの母親は子どもたちの幸せを第一に考えているごく普通の人だが収容所で何が起きているのかは知らない。
しかし違和感を感じた母親は、子どもたちが住む場所ではないと考え夫を残して引越しをすることを決意
37 :名無しさん 2014/04/17(木) 23:25:59 ID:uBvhPkItE

引越しの前日、鉄条網越しにシュムエルは、収容所で生き別れてしまった自分の父親を探していることをブルーノに話す。
ブルーノは父親探しを手伝うと申し入れる。
シェムエルは、収容所は地面が柔らかく掘り下げれば収容所の出入りが可能になるのでブルーノを中に入れてくることを提案した。
そして自分は大量に保管されているパジャマを持ってくるから、ブルーノはスコップを持ってくるように、と。

翌日、引越しのため家は大混乱。
その隙をつきブルーノはスコップを持って収容所に向かう。

ブルーノは土を掘り下げ、パジャマに着替え、髪を隠すためにナイトキャップを被る。

侵入した収容所内の雰囲気は暗澹たるものだった。
ブルーノは帰ろうとするが「お父さんを一緒に探してくれるって約束だったろう」とシュムエルに押されてしまう

しかし突然棟内の全員が外に出るように命じられた。
驚いたブルーノにシュムエルは言った。「"行進"って時々あるよ。心配ないから」

 大人たちの間にはさまれ、ふたりは"行進"をさせられ連れて行かれた棟でシャワーをあびるように告げられる。
「全員、着衣を脱ぎ、裸になるように!」

その頃ブルーノの母親はようやく息子がいないことに気付きます。狂乱した母親は、会議中の夫に訴え収容所挙げての捜索を始める。
警察犬も投入し、導かれた先は収容所の鉄条網。そこにはブルーノの着ていた着衣が脱ぎ捨てられていた。

シャワー室に全員押し込められ、ブルーノとシュムエルは手を握り合う。そして天井の穴から防毒マスクをした兵士が薬物を投入し、穴を塞いだ。
父親は半狂乱で収容所内を調べる。
母親は、鉄条網の外で息子が脱ぎ捨てた衣類を抱きしめ母親の口から忍び泣きが洩れた。

シャワー室の扉が映り次第に灯りが消えていきエンディングへ
42 :名無しさん 2014/04/18(金) 22:43:33 ID:bI9IYrQum
会社の先輩は新婚で、奥さんは双子を妊娠中。
ところが奥さんは切迫で入院。
翌々日に日本の北と南の距離で離れてるお母さんは脳梗塞で緊急手術。

先輩は一週間ほど有休使ってお母さんの病院に行った。
行ったっきり連絡が取れなくなった。

一週間経っても出勤しないので奥さんの病院へ行ったけど、奥さんも連絡が取れなくなった事で軽いパニックを起こしてた。

お母さんが入院していると言う病院に上司が行ったけど「教えられません」と。
そこで脳外科を一部屋づつ見て回ったものの該当する人物なし。
違う科も同じく。

奥さんから預かった結婚式の招待リストに親戚の住所があるので、この病院にちかいとこを訪ねるも実在しないか、もぬけの殻。

携帯の電源は切ったままで依然として行方不明。
奥さんの了解を取って警察に行って捜索願を出した。

何日かして、奥さんは双子を死産した。
ショックと不安で食事を受け付けないし眠れない状態が続いたらしい。
それを先輩は知るよしもない。

会社としてもこのままだと解雇処分になるとの事で、奥さんを想って上司や部下で現地に行ったり何度もした。

警察も手掛かりなしで、結局社内でカンパつのって振興所にお願いしたんだけど、3ヶ月経っても変わらなかった。

結局解雇処分になって、奥さんは社宅を出ることになった。
引越しの手伝いに行ったが、肌も身なりもボロボロで悲壮感が半端なかった。

それから半年経って、奥さんが昨日会社に「お世話になりました」って来た。

行方は相変わらずわからないままらしい。
カードを使ってる形跡もなく、本当に親族がパッと消えてしまっているのだと言う。

奥さんを知ってた社員がいうには
「結婚も妊娠も死産も悪い夢をみてただけ」と思うようにしているのだとか。

なんか、解決しないぶん後味が悪い。
49 :名無しさん 2014/04/23(水) 18:22:33 ID:QqSRAX0uG
確か筒井康隆の小説でこんなのがあった
核戦争だったかで地球が滅亡して、科学者とその助手が宇宙船で脱出する話
絶望する助手に学者は自慢気に語る
なんでもこの宇宙船には人間やら何やらの種みたいな物が積んであって水で戻す事で復活させる事が出来るらしい
ゆくゆくは違う惑星に人類の文明を再建出来ると嬉々として語る学者
その後宇宙船は金星に着陸、二人は怪我をし宇宙船も使用不能
助手は必ず文明を再建させるぞと意気込むが学者はある事を思い出した
金星に水は無かったのだ
51 :名無しさん 2014/04/24(木) 19:49:51 ID:ZNHKh2Xt2
2ch本スレが規制喰らったぽいのでこっちに投下

犬木加奈子 「プレゼント」

このシリーズはプレゼントにまつわる話
(いつもの犬木先生なので殆どが後味悪いオチだが)を
オムニバス形式で描いてるシリーズでストーリーテラーである
クルミという少女の目を通して描かれる。

しかしこのクルミ(アウターゾーンのミザリィみたいな役回り)の過去話もかなり後味悪い。

自分の誕生日に事故だか病気だか死んでしまい(死んだときは両親共に不在)
心待ちにしてたプレゼントを貰うことが出来なかった。

以来自分へのプレゼントを求めて成仏出来ずにこの世を彷徨ってる・・・という話
(それゆえに「プレゼント」にまつわる物語に現れる)

しかし皮肉な事にクルミの両親は娘の命日(つまり誕生日)には
「あの子が帰ってくるような気がして」と毎年遺影の前にプレゼントを添えている。

つまりクルミ自身はプレゼントを探しに行かずに家にいれば成仏出来るわけだ。

しかしそうとは知らないクルミはプレゼントを求めて成仏出来ずに彷徨い続けてる。

求めるものは実は身近にあるのに永遠に知る術が無い・・・という事で後味悪い。


53 :名無しさん 2014/04/25(金) 13:06:24 ID:vMaRVAGqU
>>51
私が知ってるクルミちゃんと違う…

お誕生会(その月が誕生日の子をまとめてお祝い、クラスメートがささやかなプレゼントを渡す)の習慣がある小学校で、一人だけプレゼントをもらえなかったクルミちゃんが失踪したんだよね。
「あたしはお誕生日にプレゼントを貰えなかったから年を取らなくなったの」

クルミちゃんが色白美少女でサラサラのロングヘアでいつもワンピースを着てたのを妬んだ女子が他の女子を焚き付けて、わざとプレゼントをあげなかった。
クルミちゃんの親は、>>51さんの言うとおり毎年プレゼントを用意してクルミちゃんを待っている。
57 :名無しさん 2014/04/27(日) 07:42:45 ID:MvGLi8S1K
阪神大震災で家が潰れて目の前で妻と子供が死んでしまった男性の話
そのショックで彼は何年も精神科に入院していたが、そこで支えてくれた
一回り上でシングルマザーの看護師さんと再婚し彼女の連れ子の高校生息子も含め
仲良く暮らせる様になったのに、彼は夜寝る時にパジャマが着れず普通の服で寝る
更に寝る部屋も決して電灯は消さずに新しい妻と連れ子が一緒にいないと眠れない
そうしないと、また大事な家族を失ったあの日の夢を見てしまうんだって。
ニコニコして幸せそうなのに、震災のトラウマは決して癒える事はないんだな と、
でも「訳有り家族」みたいなタイトルのこの番組には出るんかいと思った。
62 :1/2 2014/04/30(水) 00:33:05 ID:XE9SVa81L
山岸涼子 「着道楽」

着物が大好きな主人公、
雨上がりの道を散歩しながら自分の着物の趣味と
着物にまつわる思い出を回想しながら話は進む・・・

とここまでならただの着物うんちく漫画なんだが
後半から雲行きがおかしくなる。

今日は母の十三回忌。
着物の事を色々教えてくれた母の法事だからお気に入りの「桜の着物」を着ていこう。
ちょっと派手かもしれないけど白地に薄墨の桜だから変じゃないよね(はぁと

と主人公がモノローグしてるところへ継母(父の後妻)登場。
今日は母の十三回忌と同時に父の三回忌でもあったためやって来たのだ。

元々妾だったのを後妻に入ったたため主人公とは折り合いが悪く
また着物の事でもしょっちゅう張り合っていた。

登場するなり主人公の格好を笑う継母。
えっ?と思い主人公が自分の格好を見ると浴衣に綿入れとダサダサのコーディネートをしてる。

着物のセンスが自慢の自分なのにこんな恥ずかしい格好じゃとても人前になんか出られない・・・
でもまだ時間があるから着替えに変えればいい、と思うが
ちょっとした散歩のつもりだったのに
いつのまにか法事の始まる時間になっており寺の門前にまで来てしまっていた。

「もう諦めなさい」と継母が主人公を無理やり引っ張り寺に上げようとする。
それを振り切って大慌てで家に帰って着替えようと思う主人公だったが
帰る途中でうっかり寺の卒塔婆を持って来てしまったのに気付く。

「やだ!こんなもの持って帰ったらばちがあたる」と大慌てで返しに戻り
今度こそはと家路に着くが何故か手には骨壷が・・・

「こんな不吉なもの持って帰れないから戻してこないと!」とまたまた寺に戻る主人公。
皆に気付かれないように寺の廊下をこっそり走っているともう法事が始まってて
皆でご馳走を食べてる音が聞こえる・・・ああ、早く桜の着物を着ないと・・・
63 :2/2 2014/04/30(水) 00:34:00 ID:XE9SVa81L
―場面は変わって食事中の寺の部屋の中。

姉妹らしき女性二人が会話をしてる。

姉「あなたさっき着物もってたけどあれどうしたの?・・・まさかネコババしたんじゃないでしょうね?」
妹「人聞きの悪い子といわないでよ。形見でもらったのよ」
姉「ちょっと、あの桜の着物は叔母さんが死装束にしてくれって遺言だったでしょ!」
妹「だって80歳の大往生だってのにあんな派手な着物なんておかしいってw」
姉「馬鹿!あれは叔母さんのお気に入りの着物なのよ。バチ当たるから」
妹「だっていい着物だし燃やしたら勿体無いじゃんwww」
姉「叔母さんは着物については一家言ある人で私が子供のときに後妻さん(継母)と法事の席で
  人目も気にせず大喧嘩したぐらい着物への思い入れが強い人なのよ!」
妹「はぁ?私その頃生まれてないから知らないしwww」

と、ここでこの集まりは法事ではなく葬式だと分かる。
そして姉妹から「叔母さん」と呼ばれてる人が主人公の事であり
亡くなったのは主人公だという事も分かる。
その祭壇には老婆になった主人公の遺影が飾ってあり・・・

姉「とにかく叔母さんの着物への執着は物凄いの。そんなんじゃ叔母さん成仏できないわよ・・・」

姉「本当にバチ当たっても知らないわよ!
  ・・・だって私、外の廊下を叔母さんがウロウロしてるような気がするもの」

ラスト、主人公が卒塔婆や骨壷をたくさん抱えて空ろな顔をして

「桜の着物・・・桜の・・・まだ一度も袖を通してないのよ・・・あれを着なくちゃ」

と、廊下をいつまでも彷徨い続けていた・・・


ただの着物うんちく漫画だと思って読み進めていたらこれだよ・・・

前半までの若い主人公の着物についてのうんちくモノローグは
死んだ主人公の着物への執着心でしかなかったという凄いオチ。
後半の卒塔婆や骨壷持ってきちゃう描写に至っては主人公は大真面目だが見てる分にはほとんどギャグw
てか前半と後半との温度差がヒドスwww

前半の着物知識部分だけでもまったく問題なかったのに
なんでこんなホラー入ったオチにしたんだろうか・・・
67 :1/3 2014/04/30(水) 19:03:16 ID:SX8r6aNlk
実家の近所で実際に起こったことなので、多少ごまかし入れてます。

当時、私は家業を手伝っていたのですが、ある日、事務所で仕事をしていると、どうも表が騒がしい。
何かと思って玄関を開けると、2歳にならないぐらいの子どもと、その子を抱っこした私の幼なじみ(以降A子)がいて、2人を近所の数人が取り囲んでる。特に、そのうちの1人、60歳ぐらいの女性が異様で、「あー!あー!」と子どもを見ながら叫び続けてた。

何事かと思ってA子に声をかけると、「救急車がもうすぐここに来るはずだから」と言う。
A子は結婚していて1歳半になる子がいたけど、そのとき彼女が抱っこしてたのは違う子で、私には状況が全くつかめなかった。それでも、冬なのに子どもが上着を着てなかったし、子どもの顔色がどんどん紫色に変わっていくので、自宅からバスタオルを何枚か持ってきて体を覆ってあげたりしてた。
そうこうしているうちに救急車が到着、A子と子ども、叫び続けている女性が乗り込み、行ってしまった。
68 :2/3 2014/04/30(水) 19:04:06 ID:SX8r6aNlk
数日後、A子から話を聞くと、およそ次のような内容だった。

A子はその日、自分の子どもをベビーカーに乗せて近所を散歩していると、道沿いの一軒家から女性の叫び声が聞こえた。
その家には60代のご夫婦がお住まいで、平日の昼間は近所に住む娘夫婦の子どもを預かっているとのこと。その道はA子家族がいつもの散歩コースにしていて、挨拶や軽い世間話を交わしたり、子どもどうしをちょっと遊ばせたり、なんてこともあったらしい。
で、聞こえてくる叫び声からただならぬ感じがしたし、顔見知りでもあったので、思い切って玄関を開けて声をかけると、奥からおばあちゃんが子どもを抱えて出てきた。最初は要領を得なかったが、話の断片をまとめると、どうやら子どもが何かを誤飲したらしく、息が出来ない状態に陥ってしまったようだ。
とりあえず掃除機を持ってこさせて吸い出そうとしたけど効果がなく、救急車に電話。私の家の前に来たのは、救急車を呼ぶ際に説明しやすかったからだったとか。

その後、近所の人から聞いたところによると、子どもが誤飲したのは「ピーナツ」。
前の夜、おじいちゃんとおばあちゃんが柿ピーを肴に晩酌してて、ピーナツが知らぬ間にこぼれ落ち、こたつ布団に紛れたみたいなんだよね。次の日に、孫が見つけて誤飲、縦向きに飲み込んでいれば良かったものの、横向きだったために掃除機や病院の吸引機でも吸い取れず、器官を切開してやっと取れたんだそうだ。
69 :3/3 2014/04/30(水) 19:05:36 ID:SX8r6aNlk
結局、その子は一命を取り留めたものの、意識が戻ることはなく、いわば植物状態。娘夫婦はこれが元で離婚し、お母さんが働きながら看護。おばあちゃんは重い欝病に陥り、おじいちゃんはそちらの看護をしているらしい。

私は転職して引っ越したため、この話を忘れていたが、先日久しぶりに幼なじみと会い、彼女の子が今年成人したと聞いたことで思い出した。「そういえば、あのときの…」という話になったが、彼女は今でも同じ状況が続いていると言っていた。

些細な不注意で家族全員が20年近くも苦しみ、それがまだ続いてるなんて、重すぎる。
「私、助けなきゃ良かったのかな」と幼なじみが言ったが、善意を施した人まで苦しむなんておかしいと思う。でも、慰めの言葉が見つからなかったよ…。
73 :名無しさん@おーぷん 2014/05/07(水) 14:19:39 ID:woR7sepAz
 昨日読んだネット小説、『遺体の街の壁、死体の町の溝』が後を引いた。

 あるところに死者たちの暮らす安楽死の街があった。
 身元のはっきりしている死者である『遺体』たちには生前の記憶があり、対して身元不明の無縁仏である『死体』たちには思い出がない。
 最初は死体たちに優しくしていた遺体たちだが、ある日突然死体たちを迫害するようになる。
 死体たちは安楽死の街を追われ、自分たちだけの町を作ってそこで暮らしはじめる。
 
 死体の町で暮らす死体の青年の『首切り』(死体たちには記憶がないから自分たちの身体に残ってる死の痕跡から名前を決める。)は遺体たちに劣等感を感じながら生きてる。
 彼には同じように首に死の痕跡を持つ『首締め』という恋人がいる。
 首締めは首切りを愛してくれていた。自分はそれほど遺体たちを憎くは思っていないけど、首切りが彼らを憎むなら自分も一緒に遺体たちを憎んであげる、と彼女は言った。
 首切りは首締めのことをずっと愛していこうと思った。

 しかしある夜、首締めが首切りの元を尋ねてきて言った。
「私は恋人に殺されたのよ」
 僕は君を殺してなんかいないよ、と首切りは笑って言ったが、首締めは「違うのよ、恋人ってあなたのことじゃないのよ」と言う。
 首締めはなぜか唐突に記憶を取り戻していた。生者の世界で彼女の死体の身元が特定されたからか、彼女はいまや死体ではなく遺体となっていた。
 彼女は自分が恋人に絞殺されて死んだことから家族のことなど思い出したことを錯乱しながら首切りに話した。
「おめでとう。君は遺体になったんだ。思い出があるなんて素敵だね!」
 混乱して涙を流している首締めに、首切りは突き放すような冷たい声で言った。
「私は恋人に殺されたのよ? そんな思い出のなにが羨ましいの?」
「何が羨ましいかって?」首切りが声を荒げた。「簡単なことだよ! 君は蔑む側にまわったんだ! けど僕は蔑まれる側のままだ! 僕だけ取り残して、君は! 君はもうこの町の死体じゃない! 遺体なんだ! 本当はもう、心のどこかで僕を蔑んでいるんだろ? 言えよ! なあはっきり言っちまえよ!」
 首切りはきつい口調で首締めを拒絶する。そんな彼に対して首締めは「私はあなたのこと愛してたのよ」と言う。
 けど首切りはこれに対して、「君は自分を殺した恋人のことだって愛してたんだろうよ」と意地悪く吐き捨てる。
 首切りのその言葉が決め手で、首締めは死体の町をあとにして遺体の街に向かう。


 寓話っぽい話なんだけど俺のまとめ能力じゃいまいち魅力が伝わらない。興味あったら元のサイト見てくれ。
74 :youtubeでみたアニメ 2014/05/10(土) 03:44:27 ID:3Fmw6WUIC
いつだかyoutubeで見たCGアニメ。題名とは失念したし、内容もうろ覚え。申し訳ない。

登場人物は全員猫の陶器人形みたいな感じで、ぱっと見、ほのぼの系。
あるところに猫の親子が住んでいた。
お父さんに、お母さんそっくりの可愛い小学生くらいの姉。それに、幼い弟。
お母さんはどうやら難しい病気で死んでしまったらしい。
弟は構われたがる時期で、ご飯中もお気に入りの人形をお父さん見せて、かまってもらおうとする。
姉はそんな弟を優しく注意したりする。
姉弟仲は良いし、お父さんも二人を可愛がってた。
しかし、ある日、お姉ちゃんが公園で倒れ、即入院。
身体にどんどんヒビ割れる病気で、結構グロイ。
おそらく母親と同じ病気。しかも空気感染するらしく、隔離される。
父と弟だけの生活。弟は父を励ますためか、または構われるためかお気に入りの人形を父に見せようとする。
けれど、父はため息をつくばかりで、反応しない。
姉はどんどん弱っていく。そして、あるとき、見舞いに来た二人の前で発作を起こす。
身体がビクンビクンと跳ね、心電図の音がどんどん弱くなっていく。
隔離室の窓ガラス越しにそれを見ている親子。
スタッフを呼ぼうとしたが誰もいない。
とうとう父は、我慢できずに病室へと入ってしまう。
発作を起こす娘を抱きしめ、涙を流す父。
そして父の顔にも小さくヒビが…

弟一人になった食卓。
もう誰も人形を見てくれる人はいない。
弟は目の前に置かれたシリアルの入ったボウルに自分の人形を押し付ける。
窒息させるみたいに、何度も何度も。
77 :1/2 2014/05/12(月) 15:19:00 ID:iil8lazjn
西岸良平「ポーラレディ」

魔法のセールスレディが主人公(と言っても狂言回しっぽい役回りで物語にはあまり絡まない)のシリーズで
毎回色んな人間に魔法アイテムを売りつけては買った人間が中心となって話は進む。
その中でも特に後味の悪い話が「ザ・ハンター」

今回の客は大富豪の男性。狩猟が趣味で世界中のありとあらゆる猛獣をハンティングし続け
部屋にその剥製を飾って満足していたが、そのうちに地球上ではもう戦ってない獣がいなくなり
物足りなさを感じるようになっていた。

ある日、博物館で見た恐竜の骨格標本に魅せられ「こいつ等を狩ってみたい」という衝動にかられるが
所詮は何千万年も前に滅びた生物でかなわぬ願いだった。


そんな時に男性の前に現れたセールスレディ(主人公)。
聞けば高価ではあるが時をさかのぼれる魔法があるという。
その値段は確かに破格であったが大富豪である男性には何の問題もなかった。

こうして男性は魔法を買い、「恐竜を3匹狩れば自動的に帰還できる」と設定し
ウキウキで恐竜時代に赴くのだった。
78 :2/2 2014/05/12(月) 15:19:33 ID:iil8lazjn
しかしいざ白亜紀に来て、最初に現れたのは極彩色でウグイスの様なやかましい鳴き声を出す
現代の復元図とは似ても似つかないティラノサウルス・・・(骨格で判明)

それでもせっかく恐竜に出会ったんだとご自慢の象をも一撃で倒すライフル銃で応戦するが
まるで歯が立たない。仕方なく他の恐竜を狙うも妙に敏感だったり素早い動きをしたりと
「ノロマで愚鈍」という現代の学説とはまるで違い
とてもじゃないが人間一人で手に負えるようなものでは無かった。

「あんなの戦車かミサイルでもないと無理だ」とすっかり意気消沈して帰ろうとする男性だったが
ここで「3匹倒さないと帰れない」という事を思い出し・・・・

翌朝、男性は必死の思いで崖の上まで大岩を運び下を通りかかる恐竜に落とす作戦に出るが
恐竜にとっては蚊が刺したぐらいのダメージでピンピンして去っていく。
その様子を見て男性はヘナヘナをその場に座り込むしかなかった・・・


そして月日は流れて現代にいる魔法を売った主人公。
「もうあれから5年になるけどあの狩猟家さん、まだ狩りが終わらないのかしら。
 ・・・そうか、きっとすぐ終わったらつまらないからのんびり楽しんでるのね。
 じゃあサービスで好きなだけいさせてあげようっと」

と特に心配もせず立ち去ってしまった
83 :名無しさん@おーぷん 2014/05/15(木) 16:05:39 ID:TtAnBBaAz
アニメ版いじわるばあさんであったちょっと後味悪いエピソード

前半は原作4コマと同じ展開。

ある日いじわるばあさんが友人の家を訪ねると
裏の空き地に建設中のアパートが。
友人曰く「コツコツ貯めた貯金で建てたのよ。これで老後は楽にやってくつもり」
と自慢される。

それを羨ましがったばあさん、自分も貯金を増やそうと
家族に対して何かにつけて小銭をせびるようになり
「意地が悪いのだけだったんだがなぁ・・・」
と家族が困り果てた顔をしている・・・とここまでが原作。

アニメだとその後友人のアパートが完成するんだが
それを何処からか聞きつけたのか息子一家が「同居する」と押しかけてくる。

その息子が見るからに風体の上がらない中年親父風で引っ越して来たときも
荷物を運んだ宅配業者に請求された代金すら
「今持ち合わせが無いんだ。悪いけど母さん(友人)立て替えといてよ」
と母親にたかる始末。

その様子を見たばあさん、色々と考え直し「自分以外の人間が得したんじゃしょうがない」と
がめつく稼ぐのをやめる・・・という展開なんだが

こればあさんサイドは良くても友人サイドから見たら後味悪すぎる・・・
せっかくアパート経営してもこのダメ息子に食い潰される未来しか見えないし
息子一家に家もろとも乗っ取られるのも目に見えてる。
94 :名無しさん@おーぷん 2014/06/02(月) 21:55:19 ID:lHm05ZVb7
昔母から聞いた話、おそらくテレビか図書館の本で知ったのだろう。

無農薬有機栽培の野菜を行商している原始共産制の農業団体がある(あるいは、あった)そうだ。
その思想に賛同して入団した団員は、私有財産を団体に寄付するとか。
団員に子供がいれば義務教育は受けさせてもらえるが、下校すれば大人の団員に混じって農作業。
取材した記者だかライターだかが何の気なしに、
「将来の夢は?」
と訊ねたら、子供たちは「えっ…」と絶句したそうだ。
小さいうちに親が入団したので、そこで働く人生しか知らないのでした。

又聞きのうろ覚え。
127 :名無しさん@おーぷん 2014/06/11(水) 12:25:15 ID:OAlNdD3hn
犬好きはスルー推奨。流血表現あり注意。




犬好きが高じて犬の里親ボランティアを始めた人が書いた本に載っていた話。
著者はハンティングシーズンが終わると山へ行く。
ハンティングシーズンが終わると、もう用済みだとばかりに猟犬を捨てていく人が
少なくないからだ。
しかも、ただ捨てるのではなく「追いかけてこられたら面倒だから」と撃っていたりする。
「それでも一発で急所を撃ち抜いているならまだいい。せめて苦しませずに、
という冷酷な慈愛を感じる」と著者は言う。
ひどい場合は全身に散弾を浴びて、死にきれず苦しんでいるらしい。
そんな犬は人間不信になっているので、助けてやることもできない。死ぬことができるまで、
激痛に苦しみながら山をさまようのだ。
138 :名無しさん@おーぷん 2014/06/14(土) 00:16:16 ID:VTghwyh9y
昔SFマガジンで読んだ短編。タイトル、作者は忘れた。

主人公は20代後半の息子を持つ女性。
息子から「この人と結婚しようと思ってる」と恋人を紹介され
一緒に食事をするが、主人公は恋人に強い嫌悪を感じた。
何か言われたとかされたとかではない。
しかし、仕草といい話し方といい表情といい、何もかもが下品で耐えられなかった。

主人公は結婚相談所に行った。
対応した相談員は30代の女性で、
「こんな若い人に私の親心を分かってもらえるかしら…」と不安になりながらも主人公は
事情を話した。
相談員は「最近は親御さんが代わりにおいでになることも多いんですよ」と、にこやかに
対応してくれた。
主人公は条件に合う女性の中から、息子の好みぴったりの素晴らしい女性A子を選んだ。
そしてA子に連絡を取り、相談員とA子と主人公の3人で相談し、
A子と息子の「偶然の出会い」を設定した。

それから1,2ヶ月たった頃、息子が「母さんにあって欲しい女性がいるんだ。
前の人とは別の人なんだけど…」と恥ずかしそうに主人公に言った。
そうよね、あんな変な女よりお母さんが選んだ女性の方がいいに決まってるわよね、
と主人公は満足した。

息子をA子を主人公に紹介し、3人で食事をした。
突然、主人公はA子に強い嫌悪を感じた。仕草といい話し方といい表情といい、
何もかもが下品で耐えられなかった。

混乱した主人公は結婚相談所に行き、相談員に事情を話した。
相談員は主人公の話を聞くと、静かに「息子さんのことを最も理解していて、
最も愛していて、パートナーとして最もふさわしいのは誰だと思いますか?」と聞いた。
(それは私だ)と主人公は思ったが、口には出せなかった。
相談員は「私どもは脳の移植により体を取り替えるサービスを行ったおります。
お客様はA子さんになって息子さんと結ばれることができるのです。私もそうやって
息子と結婚しました。毎日が幸せですわ」と微笑んだ。

主人公はA子の体に脳を移す手術を受け、A子として息子と結婚する。
本当のA子は死亡。主人公は、表向きは病死したことになった。、
主人公と息子の結婚式がラストシーン
142 :名無しさん@おーぷん 2014/06/15(日) 06:28:49 ID:bGaMemhpH
ジョジョはアニメ化もされたし、今の若いものは能力バトルものとして読んでると思うけど
わしら年寄りの子供の頃は、ジョジョ1部はマジで怖かった
夜中にトイレの天井にディオがぶら下がってたらどうしようかとマジで思った
その中でも「私の赤ちゃぁぁぁぁん」は生まれて初めて接した後味の悪さかもしれない
143 :名無しさん@おーぷん 2014/06/15(日) 07:02:10 ID:bGaMemhpH

散々既出かもしれないし、わかる人も多いと思うけど念のために解説しておくと
(と言いつつ、うろ覚えだけど)
吸血鬼になったディオ・ブランドーはウィンドナイツ・ロットという町を乗っ取り、町の住人を次々と手先のゾンビに変える(この作品では、ただ単に血を吸われただけの人は吸血ゾンビになる。いわゆるレッサーヴァンパイア)。
その中には、赤ちゃんを抱いた若い母親も含まれていた。
ディオは「2人とも私のものになれば、永遠に母子仲良く暮らせるんだぞ」と言うが、母親は「私はどうなってもいいから、この子だけはお助けください」と懇願。
「分かった。私はこの子には手を出さない。他のゾンビどもにも手を出させない」と約束し、母親の血をズギュンズギュンと吸う。
その結果……ゾンビになった母親は形相が一変、「あたしィィィの赤ちゃあァァァん!」と叫んで、自分の子供を貪り食ってしまう。
ほれ見たことか、自分は別に約束を破っていないぞ、と嘲笑うディオ。

このシーン、26年の時を超えてアニメ化された際「今のご時世、絶対にカットされるだろうな」と思って見てたら、普通にやりやがって驚いた(多少ソフトな感じになってはいたけど)
155 :名無しさん@おーぷん 2014/06/20(金) 12:38:40 ID:qi5GcmuRn
この前見たバラエティー番組が後味悪かった。
なんとかの達人みたいなコーナーがあって、その中で一つの木からどんなものでも彫り上げてしまうという素晴らしい才能あるおじさんが出ていた。一見無粋で無口なおじさんは、その辺に落ちてる木のかけらに魂をふきこみ、オルゴールやブリキのおもちゃやトランクケースなど、元は木のかけらとは思えない素敵な作品を生みだしていた。
しかし番組は終始おじさんをバカにしたような作りで、おじさんにむかって年収はいくらですか?と尋ねおじさんは少し黙ったあと180万と答えた。そこでスタジオに爆笑がおこる。そして番組は、司会者である明石家さんまを題材にしたものを作ってくれと頼む。おじさんはかなり時間をかけて、一つの木から皿の上にのった秋刀魚を彫る。しかしスタジオではさんまはこんなもんいらん、とか犯罪者みたいな顔してますねとおじさんをいじって笑いをとる。
結局作品は買い取ることはなかった。なんか、さんまは番組を盛り上げようとして言ったんだろうし、台本もあったんだろうけどあんなに素敵な作品を作る人にあの態度はないだろと。テレビって本当くそだと思った。
157 :名無しさん@おーぷん 2014/06/21(土) 02:11:27 ID:CycfLuIww
2、3年前NHKでやってた地域に伝わる伝統舞踊かなんかの特集。

どこかはちょいと伏せますが、そこの地域では昔から小学五年生か六年生かが学年全員で(たしか30人か40人)
昔から伝わる伝統舞踊を夏祭りで踊る役目になっていた。
それを教えるのは御年90歳近い現役指導者のおばあさんがボランティアで教えていた。
足腰も弱りいつまで指導できるかわからないと指導にも熱がこもる。
生徒たちもそんな思いに答えようと思っているのかどうかは知らないが、暑い中必死で練習に打ち込む。
練習は厳しく夏休み中ほぼ毎日行われていた。

そして夏祭り前にNHK地方局で本番さながらのお披露目がライブ中継が放送された。
踊りきった児童たちは日頃の厳しい練習に耐え頑張った為かみんないい笑顔で先生の言葉を待つ。
しかし先生は全然納得いかないらしく怒鳴りつけるようなダメだし。
児童は涙目。
その模様は絶賛生放送。
レポーターも言葉をかけ辛かったのか、言葉短めにスタジオのアナウンサーへ進行を戻す。
そして戻されたアナウンサーもなんてコメントしていいのかわからなかっただろう、ヘンテコなまとめ方で特集終了。
確か夏祭りは8月29日で放送日は15日だったと思う。
児童たちは貴重な夏休みを潰してあと二週間こんな地獄を耐えるのかと思うと、もう不憫で不憫で…。
165 :名無しさん@おーぷん 2014/06/28(土) 04:01:09 ID:sWM7zawee
TONOの短編。タイトルは「夜のはばたき」とかそんな感じだったと思う


主人公は高校生の女の子。OLの姉とふたり暮らしだ。
姉はもうすぐ結婚するので、そのあと主人公はひとり暮らしする予定だ。
朝、姉はなんだか浮かない顔で「最近、鳥の羽ばたきの音がうるさくてよく眠れない」と言った。
主人公は「それは幸せの青い鳥で、おねえちゃんのところに幸せを運んできたんだよw」と
冗談で返した。

主人公が小さい時、父親は飛び降り自殺した。ショックで母親はメンヘラ化し、
「父親は実は天使だったのよ。だから子供たちも天使なの」となどと言い出した。
そして主人公姉妹が友達と遊んでいたりすると「うちの子は天使なのよ! 
あんたたちが馴れ馴れしい態度をとっていい相手じゃないの!」と友達をひっぱたいたり
するようになり、最終的には窓の鉄格子の入った病院に入院した。
退院のめどは立っていない。

母親が入院したあとは、近所に住む母方の叔母夫婦(小梨)が主人公姉妹を引き取り、
我が子のように可愛がってくれた。
叔母夫婦とは今でも仲が良くて、時々家に遊びに行って一緒に食事をしたりしている。

その日は姉は婚約者とデートのはずだった。
が、警察から「お姉さんがビルの屋上から飛び降り自殺しました」と連絡があった。
慌てて主人公が病院に駆けつけると、姉は既に冷たくなっており、婚約者は半狂乱で
「一緒に食事をしながら新婚旅行や新居の話をしていたんだ。ずっと楽しい話をしていて
彼女も笑っていて… なのに、ちょっと席を外したと思ったら飛び降りていた!
どうしてだ。どうしてこんなことに……!」と泣き叫んでいた。
ショックで主人公は倒れ、姉の夢を見た。
夢の中の姉は無表情で「あの羽ばたきは、青い鳥が私のところに飛んでくる音じゃない。
私のところから飛び立っていく音なのよ。
ほら、もう一羽も残っていない。私の幸せがみんな飛んでいってしまったから、
私も飛んでいかなくては……」

悲鳴を上げて目を覚ますとそこは叔母の家で、主人公はベッドに横になっていた。
そばについていた叔母に「姉はずっと鳥の羽ばたきを聞いていた、幸せがみんな飛んでいってしまったから自分も飛んで行っちゃったんだ」と半ばパニック状態で訴えると、叔母は青ざめた。
実は主人公には兄がいた。
兄は小さい頃に「最近毎晩鳥の羽ばたく音が聞こえる」と言い出し、その少しあとに飛び降り自殺していたのだ。
主人公に少し眠るように伝えたあと、叔母は部屋を出て行く。

叔母は父親の葬儀の日のことを思い出していた。
葬儀の日、既に母親はおかしくなり始めていて、焦点の合わない目で「実は父親は天使だったのよ。すごいでしょう」などと言い出していた。
葬儀に父親の親族が一人もいないことを不審に思って確認すると、父親の親族は全員が既に他界、それも皆飛び降り自殺していた。

ベッドに横になる主人公は、鳥の羽ばたく音を聞いていた。
これは私の青い鳥が私から去っていく音だ。私の青い鳥は、全部で何羽いるのだろう。
175 :1/2 2014/07/01(火) 01:26:38 ID:MXBxtjfSR
蟲師シリーズ 「枕小路」 漆原友紀

【前提】
舞台は対象か昭和初期。物語世界では、「蟲」と呼ばれる妖怪のような生き物がいる。
ほとんどの蟲は霊感のある人間しか見ることができないが、蟲はそこかしこにいて
良くも悪くも人間に影響を及ぼしている。
蟲師とは、蟲絡みのトラブルを解決する仕事をしている人のことである。


主人公の研ぎ師Aは、海の近くの村で妻と幼い娘と共に暮らしている。
あるときからAは予知夢を見るようになった。
Aは夢で崖崩れを予知して村人を救ったり、水脈を見つけたりした。
村人たちはAに感謝して、沢山の贈り物をした。
Aは、贈り物のおかげで、研ぎ師の収入ではできない贅沢を妻子にさせてやれるのが嬉しかった。

Aの元に蟲師が現れ、「予知夢を見せているのはAに憑いている蟲だ」と告げる。
「時間が経つにつれ、どんどん予知夢を見る頻度が上がってくる。そして最後には夢に取り込まれて
二度と目覚めなくなる。予知夢を見る割合が10日に5回以上になったらこの薬を飲め。
予知夢を見る割合を減らしてくれる。しかし、この薬はそれ以上飲んだら毒になる。
飲みすぎてもいけない」
と言って薬を渡し、「一年後、また来る」と言って去っていった。

一年後に蟲師が村を訪れると、村は人気もなく廃墟と化していた。
慌ててAの家に行くと、Aは鬼気迫る顔つきで何があったか教えてくれた。

最初のうちは、Aも妻も薬を飲み忘れることのないように気をつけていた。
あるとき嵐があって海が荒れ、何人もの村人が死んだ。Aの娘もまた死んだ。
娘の亡骸をかき抱いて、Aは「何のための予知能力なんだ、こんな大事なことが
予知できなかったなんて」と嘆いた。
村人たちは「全くだ、今までさんざん贈り物をくれてやったのに肝心な時に役に立ちやしない」と
A夫婦を冷たく睨んだ。
それ以来、A夫婦は薬のことを気にしなくなった。
176 :2/2 2014/07/01(火) 01:27:00 ID:MXBxtjfSR
ある日、Aはひどい悪夢を見た。
周りの人間にカビのような青い斑点ができて、そこから体が腐って崩れていくという夢だった。
真っ青な顔で目を覚ましたAに、妻が「どうしたの?」と声をかけた。
その妻の腕にカビのような青い斑点ができて、そこから体が腐って崩れ落ちた。
カビ(?)は主人公を中心として放射状に広がっていき、たちまち村は全滅した。
そしてAは自分が蟲師に騙されたことに気がついた。

Aは蟲師に詰め寄った。
「俺は予知夢を見ていたんじゃない。
俺の見た夢が現実に反映されていたんだ。どうして教えてくれなかった。」
蟲師は「この蟲を取り除く方法はない。そのため皆自殺してしまう。だから言えなかった」

蟲師が少しAから離れた時に、Aは服毒して自殺を図った。
蟲師は必死でAを看病し、「かならず蟲を取り除いてみせる。だから生きてくれ」と懇願した。

蟲師は医術の心得があったので、Aの容態はひとまずは落ち着いた。
眠るAの見た夢で、Aは自分の蟲が枕の中に巣食っていることに気づき、
蟲師もまたAの寝言からそれを察する。
目覚めたAは刀で枕に斬りかかる。蟲師はAを止めようとしたが、間に合わなかった。
Aが刀で枕を斬ったのと同時に、Aはまるで刀で斬られたかのような怪我をして、
激しく血を流しながら倒れた。

かつて日本人は一日の1/3の時間、頭を預ける枕に神秘性を見ていた。
枕という言葉の語源は「魂の座(くら)」である。
Aは自分の魂の座を斬ったため、自分も怪我を負ったのだ。

蟲師は応急手当した後、医者を呼んだ。蟲師の応急手当が良かったこともありAは助かった。
しかしAはメンヘラ化しており、時折わけもなく暴れた。そして数年後には発狂して死亡した。
死ぬまでの間、Aは2度と夢を見なかったという。
225 :名無しさん@おーぷん 2014/07/30(水) 22:14:11 ID:bEWnbah4I
この前のドラマ金田一少年の事件簿スペシャルより。
殺人がおきて、金田一がなんやかんや謎を解いて犯人(女。Aとする。)がわかり、動機告白のシーンになる。
Aは兄と二人家族(だったはず)。
Aの兄はアクション俳優になるのが夢。
ある日Aの兄は同い年(高校生)の自主製作映画監督の有名な子がいて、その映画にスタントマンとして使ってもらえるため撮影に行くと言って出ていったきり行方不明になる。
警察も見つけられず、Aは兄の最後の言葉を頼りに探し続け、やっと兄がでている自主製作映画を発見した。(仮面を被っていたので顔は分からないが、Aには兄だと分かった。)

その後、Aが自主製作映画監督がいる部屋を覗き見すると、映画監督含むスタッフ4人(全員高校生)が話していた。
その話の内容から分かったこと。
Aの兄はビルからビルへと飛びうつるというシーンの撮影中に足を滑らせ落下。死亡。
スタッフ達は慌てて警察や救急車を呼ぼうとするも、監督がお蔵入りになることを恐れAの兄の死亡を隠蔽し、死体もどこかに隠した。
幸いAの兄の役は仮面を被っていたので、代役をたてて映画を撮り終えて発表し、映画監督はより評価された。
スタッフ達はところどころでAの兄を軽んじているような(あいつが落ちるから…。とか、一時はどうなるかと思ったけど…。等)発言をしており、それを聞いたAは復讐を誓い、映画監督とスタッフの4人を殺した。
「兄を使い捨てにしたあいつらは生きてる価値なんかない!だから殺した!」と泣き叫ぶA。

場面は変わり、拘置所?に入ったAに金田一が面会に行く。
Aは「クズを殺しただけ。復讐を果たせて満足。」と言って後悔はしていない様子。
金田一は、映画監督はAの兄をスタントマンとして使用していたが、実は途中から主役にするつもりだったとAに伝える(撮影プロットにそのような書き込みがあった)。
監督は本当はいい人だったんだよという流れで、Aは「兄の夢は叶いかけていたのか…。」と泣き叫んで終わった。

え?最後の美談っぽい終わりかたおかしくない?
監督はAの兄を主役にするつもりだったかもしれないけど、死んだら隠蔽したしそのまま映画を撮りきって発表したし、Aの怨みをかうには充分な事をしていたと思うし、金田一がなんの慰めにもならないこと言ってAの良心や罪悪感を無理矢理起こさせただけで金田一の自己満足じゃん!と最後の最後にもやもやして終わりました。
265 :名無しさん@おーぷん 2014/08/11(月) 11:38:02 ID:upZqEc7qd
吸血姫美夕シリーズの初期の作品。作者は垣野内成美。 タイトルは忘れた。

香苗が中学生の時に両親は事故死した。
大学生の兄に、香苗は「私は学校の寮に入る。二人で暮らす準備が出来たら迎えに来て。
待ってるから」と言った。

寮では意地悪をする子もいなかったし、友達もたくさんできた。
しかし繊細な香苗にとって、他人に囲まれて暮らすのはひどくストレスの貯まるものだった。
「いつか兄が迎えに来てくれる」それだけを支えに、香苗はストレスフルな暮らしに耐えていた。
時は流れ、香苗は高校生になった。迎えは、まだ来ない。

深夜、寝付けなかった香苗が何気なく窓の外を見ていると、裏庭の湖のほとりにA子先輩と
見知らぬ少女(美夕)が一緒にいるのが見えた。
美夕はA子先輩の首筋から血を吸い、血を吸われたA子先輩はそのまま湖に入って
入水自殺してしまった。
あの子は吸血鬼だ! A子先輩はあの子に血を吸われて殺された! お兄ちゃん助けて! と
香苗はひどく怯えた。

香苗は翌日、学校の図書室で吸血鬼に関する本をありったけ借り出した。
たくさんの本を抱えてよろよろ歩いていると、女子生徒にぶつかって、本を2、3冊落とした。
女子生徒は親切にも落とした本を拾ってくれた。
香苗は礼を言って本を受け取ろうとして、硬直した。
女子生徒は美夕だった。
美夕は意味ありげな口調で「その本、面白い?私も読んでみようかな」と言って去っていった。
香苗は真っ青な顔で立ち尽くした。

しかしその後美夕は何をするでもなく、香苗の周辺にも現れなかったので、香苗は少しずつ
吸血鬼への恐怖を忘れていった。

3ヶ月後、学園祭が行われた。
クラスの演し物の準備をしていると、友達が香苗に「お兄ちゃんが来たよ」と教えてくれた。
香苗は喜んで兄を迎えに行ったが、兄は綺麗な女性といっしょだった。
ショックを受けた香苗は「私、部活(茶道部)の方の手伝いがあるから!」と言って逃げ出した。

茶道部室には誰もいなかった。
香苗が混乱した頭で兄のことを考えていると、美夕が現れて
「お兄さんと一緒に暮らせないわよ。あなた、邪魔になるじゃない」と言った。
最後の心の支えを砕かれた香苗は放心状態で、気がつくと自分から首筋を美夕に差し出していた。

美夕は香苗の血を吸いながら、優しい声で話しかけてきた。
「A子さんはね、ずっと死にたがっていたの。受験のことや複雑な家庭の事情を
抱え込んでいたから。何回も湖のほとりに来て入水しようとして、でも怖くて出来なかった。
だからA子さんに望まれた通りに彼女の血を吸って、夢を与えて湖の底に導いたの。
これが一番いい結末でしょう?」

いつまでも帰ってこない香苗を心配して、友達が香苗を探しに来た。
香苗は焦点の合わない目で茶道部室の近くを歩いていた。
香苗は美夕の与えた夢の中にいるのだ。兄とふたりで寄り添い合って暮らすという幸せな夢の中に。
266 :名無しさん@おーぷん 2014/08/13(水) 15:01:03 ID:slwSiXMjD
この間の探偵ナイトスクープ。
33歳の女性がやっと結婚が決まった、ってことで結婚式を挙げるんだけど
80歳の祖母が出席したがらない。
探偵さん、説得して下さい。って依頼。

依頼を出した時期が遅かったのかテレビ局のせいなのか探偵(ハライチ澤部)が行ったのは式当日の朝。
式(披露宴?)は14時から。
この婆さん、「こんな汚い年寄りが若いもんの集まる結婚式になんて」とか「迷惑かけるから」とか言ってばかりで
式に出て欲しがってる主役の孫娘の気持ちも一切考えず
「結婚式出たいわぁ」「心残りやわ」とか言うのに探偵の説得に絶対首を縦に振らない。
で、説得失敗で探偵だけが式場に行って謝って、撮りたてのビデオレター上映。
しきりに「ごめんなぁ」「行きたかった、心残りや」って謝る婆さんと、泣く新婦。

いや、謝るくらいなら行けよと。意味分からん。
年とったらそんな気持ちも理解できるのかなーと思いつつ、新婦や探偵さんの気持ちを思うと本当に後味悪かった。
267 :名無しさん@おーぷん 2014/08/13(水) 23:16:42 ID:HmRZDBwER
あの依頼は後味悪かった。
てっきり本当は説得に成功して連れて来てて、
式の最後に登場してサプライズ!だと思ったのに。
290 :名無しさん@おーぷん 2014/09/01(月) 17:38:31 ID:mwMugjWXj
昔読んだハードカバーの児童書の話。
作者も題名も覚えてない。

主人公は女の子。
小さな村に住んでいて、同じ年頃の男女とよく遊んでいた。
ある日見知らぬ人が遊んでいる主人公たちに魔法の石をプレゼントする。
なんねも願いを叶える石だそうだ。喜ぶ友達とは裏腹に主人公は気味悪く思っていた。

主人公の友達の一人、女の子なのだがたまに家に訪ねてくる叔父さんに憧れを抱いていた。
街に住んでいてかっこ良くて。
訪ねてきた叔父さんが帰ったあと、友達は石に願いをかけた。
「叔父さんの足に根が生えて、ずっと家にいてくれますように」
(ここら辺の表現が外国っぽい気がする)
石が熱を帯び、友達はびっくりして取り落としてします。床を探してもどこにもない。
訝しんでると、外から悲鳴がした。
叔父さんが庭先で足が動かないと騒いでいた。
友達の両親が引っ張っても動かない。まるで根っこが生えたように。仕方なく、父親が斧で地面と足を切り離そうとするとら叔父さんは悲鳴を上げた。斧に血がついている。どうしようもなく、叔父さんはそのままに。
友達は嬉々として叔父さんの世話をした。ご飯をもってきて飲み物を上げて。
しかし段々叔父さんは食べなくなって行く。足だけでなく手や体も動かなくなっていく。喋るのも億劫になるように。
ある日叔父さんは喉が乾いたと訴えた。友達は水を入れたコップをあてがうが飲みたくないと言う。
「足元に水をかけてくれないか」
水を地面にこぼすと、叔父さんは満足そうにため息をついた。
そこで初めて怖くなった友達は、叔父さんに謝罪。事の次第を話す。
当然叔父さんは激怒。なんとかしろと言われるが、石は見つからない。
そうこうするうちに叔父さんは木に変わってしまった。

同じように石をもらった友達が願いをすると、たしかに叶うのだが後で後悔する形での叶い方だった。
最後に後悔した友達が集まって、何の願いもしてない主人公が、いままで友達がした願いを取り消すように石に頼む。
はい元通り。といったストーリー。

それぞれの願いが叶う過程を一章っといった形になってるかなり長い話。
人が木に変わっていく過程の書き方が不気味すぎていまでも覚えている話。
312 :名無しさん@おーぷん 2014/09/28(日) 16:46:36 ID:BixOfaU3N
西秋生「いたい」
星新一編・ショートショートの広場1から

就職した僕を追いかけるように上京した姉は、おそらく初めての恋をした。
姉の恋人は姉の目の前で轢死したそうだ。
それ以来姉は身体中が痛いと泣き暮らし、恋人の断末魔の苦しみを感じていると主張している。

木造アパートのドアの外まで姉のうめき声が聞こえたような気がして、仕事帰りの僕はうんざりした。
「姉さん、入るよ。…まだ痛むのかい」
「ありがとう、でもいいの。ほっといて頂戴」
姉は奥の六畳間で床に正座し、ベッドに上半身を投げ出してうめき続けている。
酒でも飲めば痛みをごまかせるんじゃないの、と提案しても、飲みたきゃ一人で飲みなさいよ、私は愛する人に目の前で死なれたのよそんな気になれないわ、と返されたので、僕は一人で焼き鳥屋に行った。

姉はまだうめき続けていた。
うんざりした僕は、酔いに任せて言ってしまった。
「姉さん、いい加減にしろよ。いつまで猿芝居を続けるつもりなんだ」
近頃太りだし、さらに醜くなった姉は泣き濡れた顔をあげて僕を見た。

「よく思い出してみろよ、そいつは本当に姉さんの目の前で死んだのかい」
「違うだろ、そいつは姉さんを騙したんだ。姉さんは捨てられたんだよ」
「惨めな思いをしたくないから、そいつが目の前で車にはねられたなんて嘘を…」
「自分を騙すのもいい加減にしろよ」

姉は絶叫の形に口を開け、でも声は出さず、輪郭から崩れはじめ、消えてしまった。
僕は、幻肢痛(ゴーストペイン)という言葉を思い出した。

姉は不実な恋人が目の前で死んだと思い込む事が生きがいになっていたのだろうか。
…僕の胸の奥がちくりと痛み、それは段々と強く激しくなり、いつまでも消えなくなった。
330 :名無しさん@おーぷん 2014/10/14(火) 23:15:04 ID:3dZQpId1K
古畑任三郎から。
まあだいたいこのスレ的には田中美佐子の話が定番だと思うけど、個人的に沢口靖子の話かな。

話はだいたいこんな感じ。

犯人は沢口演じる私立女子高教師A。Aの勤める高校は物凄く規律が厳しい。Aは卒業生であり、厳しい規律を恐ろしいほど守り、生徒にも強要することで嫌われていた。そしてこの高校には自由な感じで生徒にも人気がある男性教師Bもいた。当然AはBと対立していた。ある日AはBを殺害する。そのあと古畑が捜査を担当し、Aに目をつけるも肝心の動機がわからない。そんな中、Aが女子生徒から口紅を没収していたことをつきとめる。口紅は未使用だったはずなのに使用したあとがあった。古畑は動機を解き明かす。Aはつい衝動的に規律を破り口紅を塗ってしまうが、その直後にものすごい後悔に苛まれる。しかしそれを運悪くBに見られてしまう。Bを殺した動機は口封じってわけでもなく、ただ見られたくない姿を一番見せたくない人物に見られてしまい恥ずかしかったから。正直動機も理不尽すぎるし、そのあともやけに美化してて後味悪かった。
375 :名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金) 11:03:01 ID:Bc2
ガストン・ルルー「ヴァンサン=ヴァンサンぼうやのクリスマス」

ヴァンサン夫妻は妻45歳、夫55歳で生まれた一人息子に姓と同じヴァンサンという名をつけ、大変可愛がっていた。
夫妻はクリスマス前夜に、クリスマスツリーのまわりにおもちゃを用意し、息子の靴(靴下じゃないんだね)に本番?主役?のプレゼントを入れておく習慣だったが、その年のクリスマス前夜には靴にプレゼントを入れず、むずかる息子をサンタさんは明日来てくれるのよ、となだめた。

息子が寝てから、夫妻は強盗殺人に見せかけた心中を決行した。
前もって寝室を荒らしておき、台所から持ってきた包丁でお互いを何度も刺したのだった。
ヴァンサン夫人は夫を刺す前に、息子の靴に10万フランを入れた。

翌朝まで死にきれずにいたヴァンサン氏は、訪ねてきた友人に全てを打ち明けて死んだ。
夫妻は老舗婦人服店のベテラン店員で高給取りだったが、店に給料の大半を預けていた。
店は倒産し経営者は金を持ち逃げした。
高齢な夫妻は再就職先が見つからず、また息子のために生命保険に入っていたが掛け金の支払いが難しくなり、せめて保険金を遺してやろうと強盗殺人に見せかけた心中を決行したのだった。
靴に入れた10万フランが、夫妻に残った最後の財産だった。

警察の調査の結果、他殺ではなく自殺とわかり、保険金は支払われなかった。
ヴァンサン=ヴァンサンぼうやは父を看取った友人に引き取られ、船乗りの素質もないのに船乗りになり船酔いに苦しんでいる。
その友人というのが陸サーファーならぬ自称・元船長で、ぼうやはそいつの夢と希望を押しつけられたんだろうな、という後味の悪さがある。
376 :名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金) 17:45:46 ID:Rlj

高校時代に親友の家が火事になり全焼だった。両親が離婚してて父親と親友の二人暮らし。家は二階建てのそこそこ大きい家だった。 出火元は親友の部屋でストーブの火を消し忘れたらしい。家が燃えた後は、近くの団地に二人で住んでた。
親友は美容師になるのが夢だったらしく、俺は東京の大学に行くのが決まってたから、そいつに「お前も東京の学校にくればいいんじゃね?」って言ったらそいつが
「実はあの火事って俺の煙草の不始末なんだよね。だから、高校卒業したらしっかり働いてオヤジに家を買ってやりたい」って言ってた。
その後俺は東京の大学、親友は美容師を諦めて地元の会社に就職したのだが上司のいじめ?にあって鬱病になったらしく今も父親と一緒に団地に住んでる。
396 :名無しさん@おーぷん 2015/04/01(水) 21:40:42 ID:hFo
昔話の瓜子姫
おじいさんとおばあさんが川から流れてきた瓜の実から出て来た女の子を瓜子姫って名付けて育てるんだけど
ある日留守番がてら機織りしてたら鬼の天邪鬼がやって来て瓜子姫を誘い出して猿蟹合戦の猿のごとく柿の実をぶつけたり木に登らせて突きおとしたりして殺してしまう。
天邪鬼は瓜子姫の着物を着てなりすますんだけどしかも話しによっては瓜子姫を切り刻んで爺さん婆さんに食べさせたりする。
そしたら瓜子姫の死体から変じた鳥が”天邪鬼が瓜子姫に化けてる”って言って正体がばれた天邪鬼は馬に引きずり回されるなり集団で殴られるなりして殺されるという話し。
桃から生まれた桃太郎は鬼退治とかの活躍をするのに瓜から生まれた瓜子姫も特別な役割があるのかと思ったのにただ殺されるだけとか後味悪い
406 :名無しさん@おーぷん 2015/05/29(金) 12:43:35 ID:IQt
自分の中では途中のいい話が崩れていく様がかなり後味悪い

「愛の形」っていう話
突然だった。
あまりに強い衝撃に一瞬意識が飛ぶ。
数秒くらいだろうか。気づいたら闇夜に溶けていくトラックが見えた。

轢かれたのか。
あいにく深夜で周りに人らしき物は感じられなかった。
起きあがれるかなと思ったが、目の前に転がっているのが自分の足だと気づきあきらめた。
死ぬんだな。何の恐怖も無くそう思う。高揚感すらあった。

ふと妻の顔が頭をよぎる。
さよなら言わなきゃな、あいつ寂しがり屋だから。
上着のポケットから携帯をとりだす。
良かった。壊れてない。

妻の履歴を引っ張り出し、耳に当てようとしたが右耳が無かった。
仕方がないので無理矢理左耳に当てる。
数回のコール音のあと、無機質な留守番メッセージが流れた。
いつものことだが、大事なときにはつながらない。
おっちょこちょいな妻はよく携帯を置き忘れたりする。

ピーッという発信音。
そういえば何言うか考えていなかったなぁ。
あいつなんて言えば喜ぶかなぁ。

「ぁ…ぃ…し…てるよ…ぁ…ぃし…てるょ…」
愛してるよと言ったつもりであったが、口からはボコボコと血の泡が溢れ、明瞭な言葉はでなかった。
電話を切り満天の星空を眺めた。
全身がすごくだるい。
最後にあいつの声聞きたかったなぁ。そう思うと自然と涙が溢れた。
にじむ星空が綺麗だった。



その夜、警察署に夫をひき殺したと女性が出頭した。
夫に内緒でホスト通いをし、かさんだ借金の清算を保険金でまかなおうとしたらしい。

女性は自首した理由をこう語った。
「家に忘れた携帯に夫から留守電が入っていた。『知ってるよ…知ってるよ…』と。すべてばれていると思った。」
妻はやっばりおっちょこちょいだった。
408 :名無しさん@おーぷん 2015/06/02(火) 02:12:03 ID:oS2
もう二十年以上前に祖母の家で読んだ話なのでうろ覚え
小説の短編集なんだけれど、確か宗教関係の人が勝手に置いていったと言われた
気がする冊子なので出版社などは分からず
台詞もニュアンスで覚えているだけなので、間違っている部分があると思います

時代は恐らく第二次大戦。場所は日本の都市
とある母子がいて小学生くらいの子は盲腸で入院しており、物資のない中手術を
どうにかうけた直後。母親はつきっきりで看病してる。他の家族はどうしてたか
覚えてない。
医者からは「手術は成功したが、体力が無いので落ち着くまで病室から移動ができない」
と言われてしまう。母は高熱と痛みで苦しむ子の手を取り、「大丈夫よ」と声をかける。
その夜、不幸なことに爆撃機が来る合図のサイレンが鳴る。動ける者はみな
防空壕へ避難したが、母子はベッドから動けない。
かなり大規模な爆撃が始まり、外は火の海になる。母子のいる病室は上の方なので、焼ける
街が見下ろせる。「怖い、なにが起こっているの?」と不安がる子(寝返りも打てない)に母は
手鏡を出して外の情景を見せつつ「綺麗な花火でしょう」的な事を言って
子を和ませる。モノローグか台詞か忘れたけれどこの後に母親が「自分達は某神様(ぼかしたのではなくて
本当に覚えてません)を信じているから空襲なんかじゃタヒなないのよ」と
笑顔で言って後日母子共に退院。

幼い頃は「なんかヘンだ?」と思ってもやもやしてて、大人になるにつれて
「人が逃げ惑ってるのを知りながら「花火みたいで綺麗でしょ」「自分達は
守られているから安全なの」と笑ってる母親がすごく気持ち悪かったのだと気が付いた。
418 :1/2 2015/06/23(火) 12:13:36 ID:UhY
今朝のNHKニュースの内容が極悪…

今日は沖縄戦から70年という節目の「慰霊の日」を特集していた。さまざまなトピックスの中に喜屋武さん(76歳)の経験談があった。

沖縄戦は、島の形が変わったといわれるほどに熾烈を極め、沖縄県民はアメリカ軍の攻撃に逃げ惑うことしかできなかった。
お母さんと兄弟4人の喜屋武さん一家も同様にあちこち逃げ回るうち、運よく壕を見つけた。しかし、すでに日本軍人が数人いて、銃剣を突き付けながら「泣く子は入れられない」と脅した。
421 :ななし 2015/06/23(火) 19:40:38 ID:YDk
>>418
「緊急避難」を思い出した。
兵士が銃剣突きつけてる以上母親が土下座して子供たち全員
防空壕に入れようとしてもその場で兵士が始末するのが関の山だしな
母親はそれを悟ったからこそ兄二人を防空壕に避難させた

私が読んだ戦時中体験談では、母親が乳幼児と一緒に防空壕に
避難したが恐怖と飢えで泣き叫ぶ乳幼児に対して
「うるさい黙れ始末してやる」と怒り狂う兵士と住民たち
母親は頑張ってあやしてたんだが、
恐怖のあまりなんとわが子を抱き殺してしまったそうだ
419 :2/2 2015/06/23(火) 12:17:55 ID:UhY
喜屋武さんのお母さんは「上の二人は泣かないから入れてくれ」といい、
喜屋武さんと喜屋武さんのお兄さんを壕に入れてもらい、3歳と9カ月の二人を連れ出した。
近くに置き去りにして戻ってきたが、3歳の子が「お母さん!お母さん!」と泣きながら追いかけてくる。
すると今度は、幼い子の足では追い付けないほど遠くに連れていき、
お母さんだけが壕に戻ってきて、入口を内側から石でふさいでしまった。
置き去りにされた子は、それ以来、行方不明のまま…。

話は喜屋武さんが遺骨だけでも見つけてあげたいと思い、DNA検査を推進しているNPO法人に登録して云々、
という話につながっていたが、
経験談が過酷すぎて、後半の話なんて全く耳に入ってこなかった。
420 :おまけ 2015/06/23(火) 12:20:27 ID:UhY
喜屋武さんのお母さんの行動に賛否はあるのはわかるが、
そんな賛否は今の平和な日本で生きている人が言うべきことじゃないと思う。
銃剣を突き付けられながら瞬時にこんな判断しなければならないなんて、
酷いにも程があるだろうに…。

家族で朝ご飯を食べつつ見ていた母と私は二人で泣いてしまうし、
私は思い出すだけで涙が止まらなくなってしまう…。
460 :1/2 2015/09/06(日) 18:27:46 ID:ehE
何年か前に見たコピペで探したんだけどヒットせず…
なので、うろ覚えで申し訳ないですが。

A子は終電に乗ったが、睡魔に負けてしまい気がつくと山奥の終着駅。
慌てて起きたものの駅周辺には何もなく、
ほかの乗客が乗ってしまったのか、タクシーすら1台も止まっていなかった

そんなA子に気付いて車が1台近づいてきて
運転手の男が最寄り駅まで送ってあげようという。
一度は警戒したが、朝まで時間を潰せるような店はなく
こんなところで何時間も独りでいるほうが危険だと思い
結局は男の車に乗った
(確か、この話は携帯電話が普及する前の体験談)

行き先を告げると、最初はその方面に向かっていたが、
途中で男に「自宅のものが心配するから、一度自宅に寄りたい」といわれ
山を上る道へと方向転換された。
道はどんどん細くなり、周囲は森と言ってもいいほど木々ばかり。
それだけでも怖いのに男の言う自宅に着くと驚くほど古く、隣家もない
A子は怯えてしまい、車が止まったらいつでも逃げられるように身構えた

男は自宅前に車を横付けして降りた
自宅に入っていくと、中から女の声がする
「何だ、考えすぎちゃった」とA子は警戒を解き、会話を聞くともなく聞いていた
どうも、男性が女性にA子の存在を伝えているようだ
461 :2/2 2015/09/06(日) 18:33:03 ID:ehE
中にいる女の声は甲高く、妙に明るい
「あら、女の子を連れてきたのね!」
「だったら私は帰っていいのよね!」
「私、ここでのことは何も言わないよ!」

そのうち、調子の外れた女の歌声がし始めた。
A子はその声に胸騒ぎを覚え、車を出て家に近づく。

内部では、運転手の男が女に無言で暴力をふるっていた
女はこれまでにもひどい暴力を受け続けていたのか、
顔かたちは原形を留めておらず、男の暴力を歌いながら受け続けていた

A子は脱兎の如く走った。
学生時代に体育系の部活に所属していたし、
周囲の木々がいい目隠しになってくれたので何とか逃げおおせた。

その後、この夜の出来事は通報していないし、近くに行くこともなかった

私のつたない文章では無理だが、
コピペの語り口から狂った様子が静かに伝わるし、
語られはしなかったが、A子が逃げたことで生まれたであろう女の絶望が何とも痛ましい。
462 :名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月) 23:16:01 ID:zcW
匿名でもいいから通報してやれよ…
でもまぁ誰かに話すのも怖かったんだろうな…
476 :名無しさん@おーぷん 2015/11/28(土) 06:28:34 ID:mhz
ピクサーのカールじいさんの空飛ぶ家
大まかな流れはカールじいさんが家に沢山風船を付けて、自然観察クラブのお年寄りの手伝いをするという実績欲しさに付いて来てしまった少年と一緒に南米にあるパラダイスの滝を目指す話。
カールじいさんが子供の頃に憧れた探険家がパラダイスの滝の辺りに居て、改造した喋る犬と一緒に暮らしてた。
彼は昔パラダイスの滝の辺りに居る怪鳥の存在を否定され、それを証明したくて消息を絶っていた。
カールじいさんと少年は喋る犬の一匹に出会って飛行船に行くことになって、色々お話したりご馳走になったりするんだけど
少年が途中で付いて来た怪鳥の話しをした途端に探険家は態度を急変して、カールじいさん達が自分の所から怪鳥を盗みに来たと思いカールじいさん達を殺そうとする。
実は探険家は怪鳥を追い求める辺り狂気に取り憑かれてて、前にやって来た他の探険家を何人も手にかけていた。
最後は色々あって探険家は飛行船から落ちて終わり、カールじいさんはパラダイスの滝に行けて少年は上級会員になって、怪鳥は子供の所に戻れてハッピーエンドなんだけど
子供の頃からずっと尊敬して来た人が悪役になってしまう事、結局名誉挽回出来ずに死ぬという展開が個人的に後味悪い。
495 :名無しさん@おーぷん 2016/01/27(水) 08:42:37 ID:Ph6
室山まゆみどろんぱ!ってコメディに見えて結構後味悪い
幽霊の小町はよくよく考えれば前世では子どもなのに死んで
生まれ変わったら英才教育の末に人類滅ぼす科学者になって
前世の母親も回想シーンだったけど
「小町、小町はどこなの?」
「天国にきたら小町に会えると思ったのに、小町!!」
あくまで回想だけど実際こんなんだと思うし
で、結局会えずにそのまま生まれ変わるし
いい感じになった男の子の幽霊とだって引き裂かれるし
よくよく考えれば笑えるばっかりの話じゃなかった
511 :名無しさん@おーぷん 2016/03/11(金) 12:05:21 ID:RwE
水木しげるのねこ忍という短編
猫と話せるくらいしか取り柄のない忍者の主人公が猫の親分に部下に沢山猫をつけてやるし人食い猫を警備に付けてやるから一緒に働かないかと誘われる
主人公も最初は張り切って仕事するんだけど稼いだ金のほとんどを部下猫の餌代に使われたり、餌を買いに行ったその足でまた仕事に行かされたりと休む間もない
逃げ出そうにも人食い猫が見張ってるから逃げられないし、主人公に猫語を教えてた飼い猫も親分猫の娘で、実は最初から仕組まれていたことでしたという話。
猫達を従えたと思ってたらいつの間にか猫にこき使われてるし、単に運が悪かったんだなと思ってたら全ては猫の掌の上かよ!
522 :名無しさん@おーぷん 2016/04/05(火) 18:56:10 ID:1pc
サザエさんで見たと思う後味の悪い話
若い娘とその母親が振袖を買いに行く
高すぎると言う母親に対して大事にすれば一生もの
染め直しなどをすれば結婚式だって金婚式にだって着れる
それを聞いて納得する2人とサザエさん
でも、次のシーン
天国で天使が娘は夕方交通事故で天国に来る予定だと言う
それに対して神様は時々神様業が嫌になるとこぼす

お化け屋敷の話
マスオがお化け屋敷にカツオ達と一緒に入る
怖くないと笑うマスオ
首吊りの死体に対しても大したことないと言うが
次のシーンで警官が来て経営不振で自殺した本物だと言う
マスオは腰を抜かしカツオ達と抱きしめ合う
多分そういうことが多かったんだと思うけど
サザエさんの話にすればダークだったんじゃないかと思う
551 :名無しさん@おーぷん 2016/05/09(月) 16:03:06 ID:yeG
実体験。

小学生の時、8月初旬に学校へ登校し原爆に思いをはせるみたいなことをしていた。
通っていた小学校が原爆投下のあった県に在していたり、人道教育に力が入っていたりしたせいか、夏休み中にも関わらず基本的に全員参加。
参加しなかった子に対して、2学期から露骨に冷たくする教師もいた。
この原爆教育の日に登校した生徒たちは、はだしのゲンなどの映像作品を見せられ、感想を発表させられる。
映像作品自体後味の悪いものが多かった
が、一番後味の悪い体験をしたのは小学一年生の時。
この時見せられた作品は「おこり地蔵」。
原爆投下時まで笑い地蔵として慕われていたお地蔵さんが、原爆投下により傷ついた女の子のために涙を流し、その涙で女の子の喉を潤そうとしたものの、女の子は死んでしまう。
するとお地蔵さんの顔は笑顔から怒り顔に変化してしまい、それ以降おこり地蔵と呼ばれるようになった。
こんなストーリーのアニメを見せられた。

この「おこり地蔵」を見た後、担任は生徒を指名し感想を求めた。
すると、ほとんどの生徒の感想が「お地蔵さんが涙を流したので、不思議だと思った」とか、「お地蔵さんの顔が変わったのが不思議」といった内容になった。
担任としては「女の子が可哀想」的な感想を求めていたのだろう。
そして戦争の悲惨さとか原爆について話を広げたかったのだろう。
今なら担任の意図も分かるが、小学一年生にそれを察しろというのは少々酷だ。
発表のたび、担任がイライラをためていくのが分かったが、私たちは担任の意図など分かっていないので困惑するばかり。
やがて私が指名された。私もお地蔵さんについて発表するつもりだったが、その関連の感想は出尽くしていたので、何の気なしに「女の子が死んだのが可哀想」と発表した。
すると担任は急に「そのとおりです
」と声を上げ、「私さん以外はお地蔵さんの話ばかりで、本当に人としての心がありませんでした。普通の人なら、まず死んだ方に心が向くはずですよ」と続けた。
そこからは私以外の生徒がどれだけ駄目かみたいな説教が時間いっぱい続けられた。
その間何故か私は立たされっぱなしな上、生徒たちの中には泣き出す子もいて、非常に居心地の悪い思いをした。
さらに2学期からは私に対する露骨なひいきが始まり、本当に後味の悪い一年となってしまった。

今考えれば「おこり地蔵」は女の子の死ではなくお地蔵さんの表情の変化の方が印象的な作品であるし、原爆について知識のない小学一年生に何の説明もなく見せればお地蔵さんに対して意見が集中するのは当たり前だと思う。
また自分が思ったとおりに動かなかったからといって、生徒に対して露骨に冷たくなる教師もどうなんだろうか。
さらに後々、私の通っていた小学校近辺にいわゆる部落があり、そのせいで人道教育に異常に力が入っていた事実を知り、これもひっくるめて未だに後味が悪い。
601 :名無しさん@おーぷん 2016/08/17(水) 00:46:45 ID:N3L
最近まとめサイトで見た話
いわゆる喪女と言われる地味で彼氏もいなかった女性が
イケメンエリート男性と恋に落ち、結婚する事になった
すると女性の友人たちが嫉妬からか「あんたと彼は釣り合わない」
「別れて自分に紹介しろ」と罵倒や嫌がらせを始めたり
彼氏の方に突撃して猛アプローチを仕掛けたり報告者の
根も葉もない悪口を吹き込むようになった
はじめは庇っていた彼氏も職場や実家にまで迷惑をかけられたために
冷めてしまい、報告者の友人のせいという事で
破談の慰謝料や結婚式場のキャンセル料などは全て報告者持ちになった
彼氏との日々は素敵な夢だったのかもしれないと思うも
残った多額の借金が現実であったのだと突きつけるのだった
606 :名無しさん@おーぷん 2016/09/18(日) 14:33:15 ID:LnO
花カッパのアラランコラランの回かな
赤い花と白い花を近くに置いておくと無限に増える
地球を埋め尽くすほど増える
村を覆うほど増えた赤い花と白い花だったが、村人総出で仕分けして処分。世界が花に埋もれる危機は脱した
…はずだったが、村外れに住んでいる子供らが赤い花と白い花を持ち帰っていた
子供らは赤い花と白い花が世界を覆うほどに増えるとは知らない
物語のラストは村外れの家の窓から滝のように花が溢れだして終わり

ドラえもんのバイバインに通じる不安を感じる
607 :名無しさん@おーぷん 2016/09/23(金) 08:59:57 ID:LHx
花カッパはガリゾーとその妹が祖父のワガママで花カッパを付け狙って
悪役ポジションなのが可哀想
大抵報われないし祖父も褒めてくれないから後味悪い
638 :名無しさん@おーぷん 2017/03/03(金) 21:01:32 ID:mtd
3年くらい前?に放送された水曜日のダウンタウンの一場面が後味悪かった。
企画内容は「テキ屋VSその道のエキスパート」みたいな内容(射撃のテキ屋なら、射撃のエキスパートみたいな)。
で、後味悪かったのが、射撃のテキ屋の場面。
スタッフが「本当に景品を取れるようになってるんですよね?」と聞いても「それはお兄さんのやり方次第。」とはぐらかす。
で、そんなテキ屋に挑むのは、自衛隊の射撃訓練の教官をしていた男性。
重心を崩すために景品を支えていた小さいガムの箱を狙うという戦法で5発撃つことに。
で、最後の5発で景品を倒せたんだけど、テキ屋はニヤニヤしながら「お兄さん、残念ですね~www」
その瞬間に今まで伏せていた紙を裏返してみたら、ルールが書いてある紙。
その紙には注意事項として「前のめりに倒れた場合は景品が当たったとはみなしません」と書いてあり、「前のめりに倒れたので残念ですね~ww」とのたまった。
そんなの後から言うなよ...。そりゃ、数百円で数千円する景品ゲットされたら採算合わないのはわかるけど、卑怯すぎるわ...。
659 :名無しさん@おーぷん 2017/05/20(土) 12:00:59 ID:9pu
知人のヤフオクであった話。
商品を落札したが商品がいつまでたっても送られてこない。
被害者が多いらしく、弁護士が出品者のところに連絡したところ
出品者が死亡していることが判明。
出品者は借金をしていて、入金された金額で商品を購入し発送するという
自転車操業を行っていた。恐らく自殺であるとのことだった。
結局、落札した商品もなく入金した金額も戻ってこない上に、自殺するまで追い込まれた
犯人を思うと憎み切ることもできない。
663 :名無しさん@おーぷん 2017/05/26(金) 05:03:45 ID:vP8
ニンテンドー64のマリオストーリーに、コブロンという青いモグラのようなキャラクターがいる。
敵ではなく、話しかけると自己紹介と挨拶をしてくるだけで、ストーリー進行には全く関わらない。
しかし、ハンマーで叩くと「タンコブ」というアイテムを落として逃げてしまう(しばらくすると元の場所に出現する)。
この「タンコブ」は非常に回復効果のあるアイテムであるため、気付いたプレイヤーは定期的にコブロンを殴りに行くようになる。

だが、このコブロン、殴るたびにセリフが少しずつ変わっていく。段々記憶力が落ちていくようで、自分の名前や天候、
朝ご飯を食べたか否かも分からなくなっていく。
そして、最後に会う時には精神がぶっ壊れたように歌っている。
それでも尚、殴ると死んでしまい、もう二度と現れなくなるのだ。

敵でも何でもないのに、殴ることが可能で、尚且つ高性能アイテムでプレイヤーが殴るように誘導して、結果殺させてしまう…
トラウマになっているプレイヤーも少なくなく、制作側の悪意が垣間見えて後味が悪い。
679 :名無しさん@おーぷん 2017/09/21(木) 17:10:49 ID:ECk
先日ゲームセンターに行った時の話
ガンバライジングという仮面ライダーのカードゲームがあって、ある日ちびっこを連れた親がそのゲームの前に座った
それで子供に遊ばせ始めたんだけど、このゲームCPUと戦うモードとオンラインで全国のプレイヤーと戦うモードがあって
子供はCPUと戦いたいって言ってたのに親が「せっかくなんだから強い相手と戦いなさい」と言ってオンライン対戦選んだ
そのあと子供がエグゼイド(今年の8月まで放送してた仮面ライダー)使いたいって言ってるのに「相手が強いんだから我慢しなさい」って古い仮面ライダー使わせた
この時点で大分かわいそうなんだけど、この上さらに対戦中操作をほとんど全部親がやってる始末(子供にやらせるのは敵へのダメージが変わらない演出中の操作くらい)
結局その子供(というか実質親)がほぼ完封で負けるんだけど、負けた後子供に向かって「これだけ強いカード使って負けるなんてあんた弱いね」って言って子供抱きかかえて帰って行った
なんか子供をだしに自分が遊びたいだけに見えたうえ、負けたら子供のせいですごい後味が悪かった

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